☆甘い体温・短編集☆


「はるき…はるき……」



何度もそう口にしては、愛しいその体温をきつく確かめる。


それに答えてくれるように、陽生の熱い口づけも止まらなくて。



「果歩……」



全身に、私のすべてを愛してくれるような愛撫がたまらなく気持ちいい。


優しくて力強い、そんな陽生の腕の中は心地よすぎて。


もう、涙なんか堪えることなんかできなくなってしまうほど、頭の中は真っ白になっていくんだ。



「やばい、果歩の中すげー気持ちいい」


「…ん、わたし、も」



ほとんど意識が定まらない中、熱い眼差しで陽生を見上げる。



「じゃあ、もっとぎゅって、して」


「ん、こう?」


「…もっと……」


「エロイな果歩は……。まだ、酔ってる?」



酔ってるよ。


もう何も考えられないぐらい陽生に夢中なんだよ。


指も足も、何もかも。



どうしようもないぐらいあなたが好き――…