「ご、ごめんなさい……」
いったい何でこんなことに…
どうしてこんな失態を?
もう一度必死に思い返してみたけれど、やっぱり何一つ思い出せなかった。
「お酒って怖いね」
「分かればよろしい」
そんな私にようやく陽生の顔から笑顔が戻る。
優しさ満点の瞳を向けられて、私はホッとしたように陽生の胸に顔をくっつけた。
「まぁ、でも個人的には酔った果歩も好きだけどなぁ」
「へ?」
「なかなか刺激的だぞ。積極的な姿は。おまけにかなり色っぽいし、てか猛烈にエロイから」
フッと意味深に笑った陽生がツーっと私の背中をなぞる。
「マジで可愛い過ぎる。つーかたまんねぇ」
「えっ、ちょ……」
「つーことでそろそろ、いい?俺もう我慢の限界なんだけど」
その瞬間グルッと仰向けにされて、私はえっと言葉を呑み込んだ。



