「……ミーナ、君を愛したい」 キスの合間の呟きが私の中に積もってゆく。 私を殺して しまうかもしれない男。 狂っている男。 いや、狂ってるのは私だ。 もうこの男にハマリかけてる。 病んでるくらいに愛されるのも 悪くないって思い始めてる。 「こんなのってないわ……」 このままじゃ、 私は彼に殺される。