引っ込み思案な恋心。-2nd


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そしてついに……合唱コンクールを翌日に控えて授業が午前中で終わり、全学年の実行委員がお昼から体育館に集められた。






「それじゃあ、1年と3年、あと2年の保護者係の人は、保護者用のパイプ椅子を並べていってください。他の2年の実行委員は集合ー」






音楽の先生の説明を受けた後、多くの人はパイプ椅子を並べるために作業を始め、私とななっぺと宣言係の4組の蘇我麻美(そが・あさみ)さんが先生の元に集まった。






「…とりあえず今からクラスの演奏以外を通しでリハーサルするから。細井さんと蘇我さんは出る所だけクラスの列から抜けてサイドで待機ってことになるけど、杉田さんはクラスの演奏以外は基本サイドにいてね」



「「「はい」」」






一応流れは覚えてきたつもりだけど…、噛まずに言えるのかはかなり怪しいな。






リハーサルなんだけど、他の学年の人も聞いてるし、ちょっと緊張してきた。。。






「あと…、杉田さんのクラスは1番目に演奏よね?杉田さんが出てる間は細井さんか蘇我さんのどっちかにアナウンスしてもらいたいんだけど…」



「じゃあ、私やります」






先生がそう言うと、即座に手を挙げたのはななっぺだった。