引っ込み思案な恋心。-2nd


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「みんなちょっと聞いてー!合唱コンクールの実行委員、杉田さんから報告がありまーす」






あれから教室で1番にあゆに昨日のことを報告すると、『とりあえず私も横にいるからみんなに報告しよう』と言われて、朝のHRの時間、私はあゆと一緒に壇上にいた。






あゆの大きな声でみんなの視線が一気に私に向いてきた。






…怖い。



緊張する。





だけど…、勇気を出して言わなくちゃ。






「えっと…、自由曲と歌う順番が決まりました。自由曲は第1希望通りなんですけど…」






うう…、やっぱりここからは言いにくい。






不安に駆られて隣に立っていたあゆを見ると、あゆは小声で「いいから、言って」と言った。






怖いけど…、私には拓もついてる。






さっき拓と話したことを思い出して…





言っちゃえ!








「歌う順番は、2組が1番目になりました」






ついに…、クラスに言ってしまった。






どうにでもなれって感じで言ったけど、やっぱりどうにかなりたくないよ……。






「えーー?1番かよ?」



「最初って不利だよね…」



「優勝はやっぱ無理かな〜」






一瞬教室が静かになったと思ったら、数秒後にクラスのあちこちからそんな声が飛んできた。






予想はしてたけど…、実際不満を受けてみると、思った以上にキツイ。






そこから私は何も言えなくなってしまって、うつむいた。