見上げた大和の顔は怒ってはいなかった。



眉がいつもより下がり、とても寂しそうだった…





「や…まと?」






「…愛梨…



俺はさ、愛梨のただの幼なじみかもしれねぇ


だけど、もし俺が困ってたり…苦しんだりしてたら


愛梨は何も助けてくれないのか?」





大和が苦しんでるのを助けない??




「そんな事ないよ?


だって大和は私の大切な幼なじみだもん!!!!」