「落ち着いたか?




…お!今日は可愛くしてんじゃん?髪とかいつもと違うな」



私の髪を触る大和。
颯先輩に言って欲しかったことを大和が全部言ってくれた。



「…はぁ…何で大和が言うのよ」



本当は嬉しい。



「は?訳わかんね…


でも俺はサラサラロングのが良いと思うけどね」



私も実はそっちを誉められるのはかなり嬉しい。
けど巻き髪は少しでも大人っぽく見せたいっていうには必須なのだ。颯先輩につり合うために…






「あのね…」


やっぱり大和には何でも話せる。今日のことも早速相談した。