ユギ『技の練習をね。』

軽く微笑んだ。幸せそうな顔をして。

竜の姿をしたラナが急に地上に降りた。

ラナ『こっからは自分達の足で歩け。』

そういった後元の姿になった。

妖精の住む村までまだ距離はある。

胡桃『お疲れ様。』

優しくそう言った。ここからだと数キロぐらいだ。

ユギ『妖精族の村ってどういう所?』

ラナ『さぁな。1度も行ったことが無いんだ。』