マナ『そこの君、口を慎みな。』

グレイ『おい。誰なんだ。急に現れて態度が高い奴。』

グレイはヒソヒソとラナに言った。ラナは苦笑いで言った。

ラナ『妖精族の長老の娘だよ。父さんがその弟にあたるんだ。』

グレイ『お前…』

と後の言葉が続かなかった。ラナは『アハハ☆』と笑った。

マナ『んで何か用?自分を探してたみたいやけど。』

ラナは『あっ』っと小声で言った。

ラナ『希望桜の事で来たんだけど。何か知ってるかなぁっと思って。』

グレイは黙って突っ立っていた。あまりに驚いていた。