気が付いたら,太陽は真上に昇りお腹もすいたし喉も乾いてきた。


お弁当を広げながらジュースをがぶ飲みした。


『うわぁ!メチャおいしそうやん。

何時から起きて作ったん?』


『何時言うてこれくらい,一時間もかからんで。』


『嘘や!

これうちが作ったら3時間は掛かるわ。』


『当たり前やん。

これでも俺,料理は得意なけん,家でもよう作ったりするし。』


『ええなぁ!料理が上手な人は!』


『羨ましいやろ。

こんな美味しい料理が毎日食べたかったら,俺の嫁さんになれば?』


『前にも言うたやろ。うち,面食いやねん。』


『ラーメンとかソーメンが好きなんか?』


またボケてしまった自分が情けない。