『あいつは、いつ見に行くんだよ?』 『「夕方くらいになるから、2人は先に見に行ってきてくれ。」って。』 『そうか……用事なら仕方ないよな。行くか。』 『うん!』 和羽は潤悟の手を握った。 『ど、どうしたんだよ、急に。』 『嫌だった?なら…』 『行くぞ!』 潤悟は和羽の手を引いた。 『潤くん、どうだった?』 『ひ…秘密!』 『なんで?』