翔が帰ったあと、少しの間。 沈黙が続いた。 『何があった?ずっと連絡もしないで…戻ってきたと思ったら、車いすで…。』 『ごめん。』 『一言で済ませるつもり?なんで、また怪我してんの?』 『…あ、これ?これは、ちょっと喧嘩しちゃって!やっぱり…もう中学ん時みたいにはいかないみたい。弱くて…』 あたしは笑ってごまかした。 『嘘。ただの喧嘩なら、お前は連絡してくるだろ?』