春 ~風が吹いたら~


翔がインターホンを鳴らした。







『おう!堺店……って、菊原?!』





『た…だいま……!』





『……とにかく入れよ。今、ベッド用意するから。』




仁は走って、あたしの部屋があった場所へと入っていった。





中に入り、部屋を覗くと、あたしの部屋はそのままになっていた。







あたしをベッドに横にならせ、上から布団をかけた。







『じゃあ、俺は帰るから。話もあるだろ?近いうちに、また来るよ。』