『それでも、いいんだよ。華恋が華恋らしくいられるなら、どっちつかずでもいい。それが、俺の好きな華恋なら、それでいいんだ。』 潤悟の言葉をききながら、あたしはとても安心して、いつの間にか潤悟の腕の中で眠っていた。 -- 夜。----- あたしは、喋るのもつらいほど熱が上がってしまっていた。 『華恋…しっかりしろよ……!大丈夫か…?』 潤悟がこんなにそばにいるなんて…嘘みたい。