春 ~風が吹いたら~


『華恋は、彼氏とはっきり別れる前に、勝手に他の男と付き合うような人?訳もなく人を傷つけられるような人なわけ?』




潤悟は拓巳の言葉に、今までのことを思い出した。



告白をした時のこと。


仁とのこと。







『それは……』





『頼むよ。華恋を信じてやって?口では言えない想いが、そのチョコに詰まってんじゃないのかな…?』





『…わかったよ。』







拓巳の2人への気遣いで、潤悟の心に少しだけ変化が起きていた。