その後、あたし、潤悟、拓巳くん、潤悟のお母さんで、クリスマスツリーの飾りつけをした。 潤悟のお母さんも、拓巳くんも、あたしに本当の家族のように接してくれ、あたしはとても幸せに感じた。 自分の家とは…また違っていたから。 『ただいま!』 『あ!パパが帰ってきたわ!おかえりなさーい。もう、華恋ちゃんが来てるわよ。早く、早く!』 『初めまして!菊原 華恋です。お邪魔しています。』