菫色娘。

ふぉ~、ゲヴェールお兄ちゃんも確保されたんだ。ま、近くにはハンターもいないしなんとか逃げ切れればいいかな。
「あら、ちるみ!」
「プリシッラちゃん!プリシッラちゃんも無事だったの?」
「あら?何言ってますの?逃げ切れるに決まってますわ。」
だよね。プリシッラちゃんの本気の走りは100メートルを2秒切るからね。
「しかし、聞きまして?ハンターが2機、破壊されたらしいですわ。」
「マジ?」
「ええ。何でもサラダ油で滑って転んだのとミサイルかなんかに衝突らしくてよ。」
「ふぇ~。」
ピロリキン
ほに?連絡だ。なになに・・・
《mission!追加ハンターが来るぞ!追加を阻止するにはヘリの着陸を防ぐしかない!!》
「プリシッラちゃん・・・」
「やるっきゃあありませんわ。で、着陸阻止の仕方は?」
「書いてないから思ったようにやれ。ってことかな?花澤香菜」
「でしょうね。ま、わたしならどうするかはしってますわよね。」
ババババババババババババババ
!あのヘリからハンターが?
「来ましたわね。なら!」
ムンズ
?木箱?ま、まかさね
「え~い!」
ブンッ
ギャオォーン
やっぱりヘリに向かって投げた!
ドガッシャア
ちょ!なにあの破壊力!プロペラの軸が破壊された!
ババババババ・・・ドッカァーン
へ、ヘリコプターが墜落爆発した!
「ミッション完遂ですわ!さ、いきましょ!」
「う、うん。」
やっぱしプリシッラちゃんはスゴいや。機箱でヘリを破壊できるなんて!あ!またヘリが!
「私の出番かぁ?」
サンドリヨンちゃん!?
「アイススピアダンス!」
シュララララララ グボンッム
「よし!増援ハンター、全滅!」
「しかしこれってヤバイんじゃあないの?」
「ほに?着陸を阻止するにはどうしろって指示なかったしいいんじゃあないの?」
だいたい着陸阻止しか書いてないんだし仕方についての指示はないんだし、それでいろいろ問題が出てもそれを使えばどうとでもなるのだ!
「残り時間わかる?私ケータイ落としちゃってさあ。」
「え~っとぉ、あと40分だよ。」
「え~?まだそんなありますの?」

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