「だっ…だいじょうぶだよ!?」

「どした〜?有ちゃん体調悪い?」


体育の先生は原田。


やっぱり気付くよね…。


あ…ちょっとほんとにヤバ…


「「雫っ?!?!」」


そこから意識を飛ばした。


気が付けば保健室のベッドの上。


まだ…フラフラする…。


「だーめよ〜?有村さん、無理しちゃ〜…すごい熱じゃない〜!」

「ん…ごめん…」

「ほんと…ビックリしたわ〜…。佐藤先生ったら凄い焦っちゃって!!」


くすくす笑ってる先生。


美人で有名の梅ちゃんこと梅村先生。


「ここまで…私どうやって…?」

「佐藤先生よ〜。担任でしょ?」

「あっ…そっか。」


先生あの後まだ居ててくれたんだ…。


やっぱり先生は優しいんだ。


「今保護者の人に連絡してるみたい。もうちょっと寝ててもいいわよ?」

「あ…りがと…」


お言葉に甘えて少しの時間寝かせてもらいます……。