"誰かに……つけられてる?" いつの間にかそう思って脅えてる私がいて、まさか自分の身に起こると思わなかった。 これほどの恐怖を、なんと例えたらいいか分からない。 顔も声もどんな人だかも知らない。 性別も知らない。 知ってる事と言えば…いつも後ろから鳴り響く独特な足音と、荒い鼻息だけ。 相談できなくてごめんね、健…… 体温を、声を、瞳を、貴方を今すぐにでも感じたくなったわ…… きっと私がされているこの行為を、世間ではストーカーと言うだろう。