「あんたまじムカつく…んなこと言われたら、勝ち目ねぇじゃん。」



武はあたしのほうを振り向いた。



「柚、ぜってぇ幸せになれ!結婚式には呼べよな!!『友人』代表としてあいさつしてやるからよ。」



武…



「武…ホントにありがとう。あたしなんか好きになってくれて…。」


「バァカ!じゃまた学校で会おうな!」




武はあたしの頭をグシャッと撫でて公園から出て行った。