「 アズさ…! 」 小さな、公園の横のライヴハウス ブランコや砂場、ベンチ 丸時計と水銀柱が見えて 夜の七時過ぎらしい そこに、 かなり古い感じというか リーゼントで、ビョウの付いた 黒いライダースを着た男の人が …尻餅をついたまま ボー然と、アズさんや彼を、指差していた