「 …や、ほら!

リュウジ、
すぐ深爪しちゃうから血が… 」



青山さんは
顔を少し、アズさんのお腹の方に向けて
片手を細い肩に乗せて、
少し見える口の端だけで、笑ってる





『 … 別に、二人のそういうのは
通常行動だから…

今日は結構濃いけど



アズ、Shanonさん 知ってる? 』


かなり無表情に
" 今更。"って感じで、彼は言う




「 う、うん!
えと、AKARIさんとGONGさんが始めた頃


生き返るのに、治療者さん捜した時
かなり遠かったのに、一番に来てくれたの
Shanonさんだったと思う 」





『 …いい人、確定 』




「 ………… 」




ピロロロン♪って、また音がした



『 …あれ

ユカに対話来てるよ 』




「 え… 私?! なんで私?! 」




『 …返事、かえしてみれば
キーボード、打てるだろ 』



「 う うてるけど…!! 」




焦っていると
周りをいきなり、数人に囲まれた




Rina 『 こんにちは〜! Yukacchiさん 』

女戦士



PICKLES 『 ち〜っす!(^O^)/ 』

機械技師



Saike 『 こんにちは 』


治療者




「 え、なに?! 」




私、知り合いなんていないよ?!