甘々なふたり♪







「何よこの子!……悔しいけど、可愛いじゃない!」




「へ!?……いっいひゃいれす!」




ギュムッと頬を抓られる。



なっなんなのこの人〜!?
訳わかんない!



「かっ翔!たすっ助け…!」




必死に翔に助けを求める。




「……おい、三郷。人の女にベタベタ触んじゃねー……。」




珍しくドスの効いた翔の低い声。




ふわっと翔に抱き寄せられて助けられた。


あたしは、ホッと胸を撫で下ろす。




「あら?そんなに怒らなくてもいいじゃない?」




ぱっと三郷さんは顔の横に手を持って行く。




「……るせー。早く帰れ。」




翔はじろっと三郷さんを睨んだ。