「―――…よし!そろそろかな?」



現在の時刻、11時半。
お昼まで後もう少し。



あたしはしっかりメイクして、翔のお弁当を持って家を飛び出した。





――――――――………。






「此処かな?」




あたしは大きな建物の前に立っている。
翔の大学。




予想以上の大きさに唖然としてしまう。




ってゆうか、あたしが入ってもいいのかな?




立派な門の前で唸るあたし。