「ひゃっ!……んっ…」




あたしの耳朶をくわえて、甘噛みする。




それだけであたしは身体の力が抜ける。




「今はここまで。」




最後にちゅっと軽いキスをする。




「続きは…帰ってきてからな。」



そう言ってあたしから離れ、自分の仕事部屋に入っていった。




「…もぉー…ずるすぎるよ…」



はぁとため息を吐いてあたしも自室に入った。