「愛希、作ってくれたんだろ?食べるに決まってんじゃん。」



……もぉ、嬉しすぎる。
泣きそうだよ〜。




「…翔。ありがとう。」




涙目になりながら、翔に向かって微笑む。





「…愛希にベタ惚れな俺が、食べない訳ないだろ…。」




「ん?なに?聞こえなかった。」




「…何でもねぇよ。」




「?」



ぶっきらぼうに云って、椅子に座った。




それから2人で朝ご飯を食べた。




さっきの言葉は聞こえなかったけど、普通に食べてくれたし、いっか♪




あたしは始終ニコニコしてて、翔に呆れ顔されたけど、嬉しかった。