「これ以上痩せて、どーすんだよ。」



唇を離され呆れ顔の翔。




「う〜…だって…太ってる奥さんなんて、嫌でしょ?」




「お前は、もっと太った方がいい。……成長が足りない。」




そう云って、あたしの胸を揉む。




「ちょっ!朝っぱらから何してんのよ!」




「……いってぇ。」




翔のほっぺたを叩いて、昨日着ていたスウェットをもって寝室を後にした。