「ちょっと!お腹触んないでよ…。」




翔の腕を退かそうとしても、ビクともしない。




「腹も感じるんだっけ?」




ちっがぁーう!



脳天気な発言をする翔を少し睨む




「馬鹿!…最近、ダイエットさぼり気味だから、お腹周りヤバいの!乙女心分かってよ…。」



ふぅ、とため息を吐いて翔を見つめる。




「…ダイエットか。しなくてもいい。」




「はぁ?何云って…。」




最後まで云えずに翔に唇を塞がれる。




もちろん、唇で。





「…んぅ…ぁ…」




繰り返される甘いキスに、だんだん身体が熱くなっていく。





まだ…朝なのに……。
だけど…止められないかも。