「…んー…よく寝たぁ〜♪」




朝が来て、あたしは軽く伸びをする。




「っ!!!!!!」




はっ裸!?



ぱっと自分の身体を見る。



……悲惨。
ダイエットしなきゃな……。



見苦しい自分の身体を眺める。お肉付きまくりだ…。



はぁとため息を吐いて、ベットから出ようとすると、




「わっ…!」




腕を掴まれて布団の中へ、逆戻り。




「…どこ行く?」



「もぉ…翔。離してよ…。」




「やだ。」



ぎゅうっと翔に抱きつかれる。



次第に、あたしのお腹辺りに回る翔の細くて筋肉質の腕。