「…ん……」
角度を変えて、何度も何度もキスをする。
しばらくすると、あたしの身体の力が抜け、翔の腕の中に抱きついた。
「……はぁー…」
「早いな。もっと愛希とキスしたいのに。」
「ばか…」
変態発言をする翔を下から見上げて、呟く。
「馬鹿ねぇ。お仕置きが必要だな。」
トンっとあたしをベットに押し倒す。
「えぇ!?ちょっと…待って!」
「いや、待たない。」
容赦なく、あたしの首筋に舌を這わせる。
「ひゃんっ!」
あたしの高い声が部屋に響く。
「弱いんだったな。」
にぃと口元だけに笑みを作り、今度は耳朶をくわえる。
「んぅ…ゃっ」
恥ずかしくなって身をよじる。

