翔は嬉しくないのかな? それはちょっと悲しいかも…。 クッションに顔をうずめる。 すると……。 「…愛希?」 翔の柔らかな声が上から降ってくる。 「翔?お仕事終わった?」 クッションから瞳だけ出して翔を見る。 「……おぅ。俺、風呂入ってくるから、先に寝てていい。」 「ん。…分かった。」 あたしの頭をふわっと撫でるとお風呂場に向かった。