「ん。俺も……愛してる。」




そう云って、翔は少しだけあたしを離して唇に唇を重ね合わせた。




ゆっくりと、絡めていく。









―――――……。





熱いキスが終わり、見つめ合う2人。
唇と唇を繋ぐ銀色の糸が引く。




「……か、ける。」





「ふっ…どうする?このままベット行く?」




意地悪な笑顔を浮かべて耳元で呟いた。




「もぅ!バカっ!お風呂入ってくる!!」




あたしは翔の膝から降りて、タオルを持ってお風呂場に向かった。