「………なぁ、愛希。」




「…ん?…なぁに?」



翔にぎゅっと抱きつく。




「抱きたい。」




……………………っ!!!!





耳元で呟かれ、身体中の血液が沸騰した感覚がする。




「な、なんで!?」




「なんでも。」





ふわっと翔にお姫様抱っこされて、寝室に向かう。