「「ぱぱ!おかえりなさい!」」
あたしはリビングに居たけど子供たちの声がよーく聞こえた。
「大人しく待ってたか?」
声の主はもちろん、翔。
変わらない見た目。
昔と変わらずにかっこいい。
「「まってた!」」
やっぱり双子なだけあって綺麗にハモる。
そんな二人を翔は片腕に器用に抱き抱えている。
「愛希、ただいま」
「お帰りなさい………ん…」
翔は双子を下ろして、そのままあたしの唇に小さいキスをした。
全く、子供の前で………!!
「ただいまキッス」
べっと舌を出し悪戯な笑みを浮かべた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…