拒否はしない。 「きゃっ!重いってば…」 「重くねぇよ。それにお前、歩けねぇだろ?腰く……」 「わー!わー!言うなー!!」 あたしは翔の言葉を遮った。 全く、この状況でよくそんなこと言えるよね! 困った性格だな。 ガチャ。 寝室のドアが開いた。 そのまま真っ直ぐベットに……… ギシッ。 あたしを優しく下ろしてから、押し倒した。