「じゃあ、入ろっか」 今日はカラオケボックスで合コンがあるらしい。 あたしと真奈美と数人の女子で、男子と打ち合わせていた部屋に入る。 「失礼します!遅れてごめーん」 真奈美が勢いよくドアを開けた。 その瞬間、真奈美の動きが固まった。 「真奈美?一体どうし…」 中を覗いた瞬間、あたしも動けなくなってしまった。 そこには、あたしたちと違う制服を着た真奈美の元カレの敦が、驚きを隠せない表情で座っていた。