注釈(ヒロミから、食べさせてもらった栗矢は、冗談で味噌汁と言った。ヒロミは口移しをしようと思い、熱い味噌汁を口に含んだところに、フミヨが現れた。)
フミヨ「おはようございます」
ヒロミ「うっうっ・・・」
注釈(熱い味噌汁を口に入れて、慌ててヒロミは流しに駆けこんだ。)
フミヨ「どうしたの?」
栗矢「おめでたかな。」
フミヨ「独身なのに?彼がいたの!」
ヒロミ「フー、口の中をヤケドした。」
フミヨ「やけど?火遊びなの、ヒロミさん相手は誰、私が知っている人?」
ヒロミ「うん、それよ!」
注釈(ヒロミは、栗矢の前にある味噌汁を指差したので、フミヨはそれを見て勘違いをして、突然怒りだして意地悪をはじめた。)
フミヨ「なによ!それって、あなたが相手なの?えっ、どうなの!」
栗矢「違うよ、味噌汁を飲んだらすごく熱かったから、ヒロミさんが試しに飲んだところだったのさ。」
フミヨ「そうじゃないでしょう、はっきり言いなさいよ!まったく女を見たらすぐ手を出して、責任取りなさいよ!」
栗矢「もう、違うってば。」
ヒロミ「栗矢さん、私をお嫁に貰ってくれるの?だったら、そうしちゃおうかなぁ」
栗矢「えっ・・」
フミヨ「ほら見なさい。男らしくないわね!さっさと認めなさいよ。・・・私はもういいんだから。」
ママよう子「どうしたの、あらお味於付け辛かった?今、作り直すから。」
栗矢「いや、熱かっただけだよ。ママ作り直さなくてもいいよ。」
ママよう子「そうなの、あら富美ちゃんおはよう、アレは用意してあるから帰る時にね、それより早く着替えてちょうだい。」
フミヨ「はい、すぐ支度します。」
ヒロミ「本当にお嫁に貰ってくれるの?」