自分が嫌い…~それでも私は愛された~【完】




そうか…と安心したように自分の席に戻っていった。

輪廻はというと派手にやられました感を全開にして戻ってきた。

『どぉしたの、輪廻くーん!』

『いやぁ、こないだの浮気の誤解が原因で派手にやられてもたわ。俺は大丈夫やさかい巻き込まれんよぉにしといてくれな?せやないと俺…』

などと白々しい芝居をうっている。