「良かった~!拓真くん本気だったんだ」 ホッとしたように、美和子は体の力を抜いた。 「何の事よ?」 訳が分からないままでいると、美和子は嬉しそうな顔をして、 「お姉ちゃんの改造計画。そんな事言われたでしょ?」 と、言ったのだった。