地味子の“別れ”大作戦!!




覇気の無い、負のオーラ丸出しの自分を見つめていた時、


「ねえ、お姉ちゃん。入っていい?」


美和子が、部屋のドアをノックしてきた。


「う、うん…。いいよ」

何だろ。


ゆっくりと美和子は部屋に入って来ると、ベッドの上へ座った。


「お姉ちゃん。拓真くんに会えた?」