地味子の“別れ”大作戦!!




「分かった。分かったよ。その代わり、あんまり長くは待てないからな」


そう言うと、俊久くんは、私のおでこを軽く突いた。


ちょっと、ちょっと。


だいぶ、扱いが違うんですけど。


「じゃあな。オレ、ダチと約束あるんだ。今度は、一緒に帰ろうな」


「うん…。じゃあね」