何千年の夏休み



真夏日和。

布団が暑くて仕方ない。

布団を退けて足が勝手に冷たい場所を探す。



あぁ……暑い…


部屋には一台の扇風機のみ、真夏に39度超すか越さないかの温度で扇風機一台は流石にきつい。


……部屋が広いのもあって全然風来ないし。


「……んー…」


目が覚めてきたのか、眠りにつけない。


いま何時だ?


「夕、起きなよ」


その言葉と同時に開く障子。夏のギラギラとした太陽の日差しが私に挨拶する。


あぁ…眩しい。

っていうかもっと暑くなったし。


「……。」

何も言わず再び布団へ潜る。


「…夕…」


お兄さんの重い声がたった一言で怒りを露にする。


……分かったわよ


「…眠い…」

薄らの目を開き腕時計で時間を確認する。


短針は1を回っていた。


13時?


「お兄さん、いま何時?」


寝惚けている、そう思った。

「あぁ…13時半だよ。」


「……えぇ?!」

勢いよく状態を起こす。


あぁ……………


憂鬱。