「洸ね、あの日樹莉ちゃんに悪いことしちゃったって言ってたんだよ」

「え....?」

「あの日、樹莉ちゃん泣きながら歩いてたんだって.....それで、洸が心配で家に連れてったんだって.....樹莉ちゃんは、家に入るのを躊躇してたって、でも俺が無理やり入れたって......洸言ってたよ」

「嘘.....」

真菜は凄く驚いてたし、どうしようって顔をしていた。