「希、どうしたの?」

あたしがそう声をかけると、真菜ちゃんと瑠璃ちゃんに思いっきり睨まれた。

何でだろうと思っていると、

「アンタ、最低だよ!」

そう言って、真菜ちゃんに頬を叩かれた。

びっくりして、あたしは暫く動けなかった。