颯太 side
「お前、アメリカ行く気はないか?」
隼が美空に言った
亮汰が言ってたのは、本当だったんだ...
「なんでアメリカなの?」
「お前の両親が、アメリカで暮らしたいと言っていた。航ちゃんにはもう言ってあった。だけどお前のことだから絶対彼氏と別れたくないと言うだろうと思い、俺の独断の判断で別れさせようと思った。だけど、全然ダメだったなぁ」
隼は寂しそうに笑った
「航大は...行くの...?」
「あぁ。行くって言ってた」
「そっか...」
美空は俯いてしまった
「美空は、どうしたい?」
頭を優しく撫でて聞く
「行かない」
真っ直ぐ俺を見て言った
「俺の事なら心配すんなよ?お前が行きたいなら俺は何も言わないから」

