甘いcaramel



「美空のこと、頼む」


そう言って、美空の頭を一撫でしてから


2人の待つ玄関まで走った


絶対涙なんか見せねえ


誰にも、俺の心なんか読まれたくない


「おう、颯太」


「美空はっ!?」


高城が俺に言い寄る


「アイツなら元彼のとこに帰したよ」


「はぁ...!?」


高城のちょっとキレ気味の声


んだよ...


うるせぇ...


「帰る。じゃあな」


「ちょ、颯太!!」


亮汰が俺を呼んだが無視して家まで走った


もう、美空を愛さない


美空には、愛してもらえる大切な奴が居るから...