「居ねえよ、んなもん」 急に真顔になる颯太 「作んないの?」 「欲しくなったら作るよ」 あ、颯太って周りに女の子いっぱいだもんね~ 羨ましいことにさ~ 「あんま落ち込むんじゃねえからな」 「うっさいな~...」 やっぱり優しくあたしの頭を撫でてくれる でもそれが心地よかったりして 「....」 頭からあたしの頬に手が降りてくる 颯太...? 寂しそうな颯太の表情 どんどん颯太の顔が近付いてくる ちょっ、颯太っ... そう言いたくても声が出ない