わたあめ

「分かりました。

 食事の時間までに戻らない時は

 連絡お願いしますね。

 あ、あと葵様。

 何かあったら電話して下さいね?」

長崎は微笑みながら言う。

「ん、オッケー。」

あたしは返事をして、

鞄を手に取り部屋を出た。

当然長崎はついて来る。

いつもの事。