でもあたしには決められた道がある。

 一本道。

残酷でも悪夢でも。

それを歩んでいくしか・・・、

道は無い。


 だから、奈々枝。

もしそうなったら、

大事にしてよね。

あたしは悲しげな笑みを零した。