わたあめ

「おい、葵、行くぞ?」

「あ、うん!待って!」

鞄を手に取り、昌の許へ駆けた。

後ろから奈々枝が来た。

香奈に挨拶して3人で廊下を歩いていた。

「へえ!これが昌君?」

「うん?そうだよ」

奈々枝は満面の笑み。

「かっこいいね!昌君って」

そっからあたし抜きの会話。